この写真の犬は多分バーナードとのかけ合わせなのだろうと思うが、その犬の胸元へ入り込むこの猫の姿が面白かった。猫は寒さに弱いというのは本当なんだなと思った。
セラ・ダ・エストレラが由来の犬種。何世紀にも渡って家畜を守る犬として活躍してきた。ポルトガル生まれの犬種の中でも最も古くから存在している種類の一つ。昔、この地域は大分孤立していたので他の犬種と混ざることがなく長い間純粋な血統を引き継いでいる。今では他国でも知られるエストレラ犬だが、1972年前はポルトガル国内でしか見られない犬種だった。

​今でも羊飼いや農家の人の間で飼われ、仕事をする犬として活躍している。その他でよく見かけるのはお土産屋さんで売られている子犬たちだ。値段もびっくりするぐらい安く買えるけれど、大人になるとかなりの大きさになるしアスレチックな犬種なのである程度広さがないと飼えなさそう。彼らにとってはこの地域で生きるのが一番幸せなんだと思うが、子犬の可愛らしさに惹かれてここで購入していく人も少なくないみたいだ。

"Serra da Estrela Dog"

セラ・ダ・エストレラ犬