宿からの景色。雲がかかっていても神秘的気な景色が広がる。朝、部屋のカーテンを開けるとまるで雲の上に立っているようだった。
Serra de Estrelaには宿泊先もたくさんあります。夏の間は沢山の観光客でで賑わうけれど、のんびりとゆっくりできるのは秋と冬の季節かもしれない。そんなに大きい山ではないから、1日もあれば頂上の雪の寒さと山の麓の穏やかな気温を両方体験できる。上から下へ、下から上への山中の道のりは本当に素晴らしい景色が広がって、飽きることがない。
"Serra da Estrela"
エストレラ山脈

標高1,993mのポルトガル本土で一番高い山。頂上には国内唯一のスキー場があって、クリスマスの時期ぐらいから沢山の人が雪を求めて訪れる。
ポルトガル人に言わせるとポルトガル人として1年に1度は訪れなくてはいけない場所だそうです。




滝から流れる水は川になって谷に流れ、その周りに小さな家が建つ。村とも呼べない小さな集落の中で人々はどんな生活をしているんだろうか。眺めているだけで、ドキドキわくわくしてくる。ここに住む人たちをいつか訪れてみたい。
花崗岩でできた山々はゴツゴツしているけれど、沢山の自然があり景色は本当に素晴らしい。標高を上がっていくにつれて目の間に広がる景色はどんどんと壮大になっていく。すごいな、ポルトガル。

頂上はTorre(トッレ)と呼ばれて、冬のほとんどは雪に覆われている。この峰は珍しい特徴がありその最上地点まで塗装された道路がある。スキー場も頂上から数百メートル離れたところにあって、車でのアクセスが便利である。でもみんなよく話すことは、ここに大雪が降ると山中の道路をふさいでしまうので実際には雪が降るとそのスキー場までたどり着けないらしい。そんなところがポルトガルらしくて微笑ましい。
この紅葉は11月半ばに見られました。
予想していなかった紅葉と、その綺麗さに嬉しくて山道を走っているあいだ、ひたすら「わーわー」と繰り返すばかりでした。
小さいスキー場だけれどちゃんと初級、中級、上級コースがある。リフトも3つもある!
お手軽な週末スキーにはちょうどいいみたい。
'Serra da Estrela dog' (セラ・ダ・エストレラ犬)という名前の犬がいる。ポルトガル生まれの犬種の一つ。冬の寒さと夏の暑さ両方に強く、家畜を面倒見る犬である。山中には沢山見られ、子犬を販売しているお店も多い。
夏にも人々は沢山のアトラクションを楽しむためにこの山々にやってくる。カヌー、パラグライディング、ロッククライミング、マウンテンバイキング、そして無限に広がるキャンプサイトにハイキングトラック。毎年行われるサイクリングの祭典、Volta a Portugal (ボルタ・ア・ポルトガル)のうち1つのコースはこの山頂がゴールになる。