コンセイサオン・フェルナンデスさんはこの会社のセールスマネージャさんで、工場についてや商品について色々な面白い話を聞かせていただいたし親切に工場の中も好きなだけ見せてくれました。そして沢山の質問にも喜んで答えてくれました。
主にポルトガルの北部には数十年前にはたくさんの工場があった。リネン、コットン、ウールなどの生地の製造工場のほとんどは今ではその扉を閉じてしまっている。Teias de Lona (テイアス・デ・ロナ)は新しい会社でその閉鎖されてしまった工場の一つをもう一度立て直し、古代から使われているPicanõlという織機を修復し、再び昔ながらの生地の製造をしている。彼らのメイン商品は100%コットンのキャンバス生地。化学処理されていない生の紡ぎ糸を使い、伝統的な製造方法で作られるキャンバス生地は高品質で耐久性に長けている。
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この会社で働く人は現在8人だけだが、古来の機械と工場を守りながら昔ながらの高品質な商品を作ることにとても熱心である。そして伝統的な”Lona”(100%コットン生地)を製造している所はイベリア半島の中ではここだけである。
広々とした工場には幾つもの大きな織り機があり、ガシャンガシャンという大きな音が外まで響き渡る。幾つか新しい織り機も取り入れて、キャンバスよりも少し軽い生地の製造始めたという。個人的にはやはり分厚いしっかりとしたキャンバス生地が好きだし、彼らがオリジナルで作る色やパターンもとても素敵。
Teias de Lona
伝統のキャンバス生地 / 100% コットン/ 古代の織機