飛行機の修復プロジェクトとして今までに F-84Gサンダージェットと ダコタ (DC-3 Dakota)を完成させて博物館のコレクションに加わっている

航空博物館 http://www.emfa.pt/www/po/musar/

ブログ : http://fep-diary.blogspot.pt/2014/10/dakotadcdouglas-dc-3-museu-do-ar-em.html


"Museu do Ar" - 航空博物館  

- シントラ -

The Aero Clube de Portugal ーポルトガル航空クラブが1909年に設立されて1968年に博物館となった。アルベルカ(Alverca)にある元々航空軍が使用していた飛行機の格納庫を博物館にして1971年7月1日にオープンした
所有するコレクションの数が増えた為、2009年の12月新しい博物館をシントラ(Sintra)に開設した

その年はポルトガル航空クラブの設立100周年記念でもあった

1920年代後半に訓練機として使われたAvro 631 Cadet。オーストラリア、中国、そして生産国の英国を含めて世界中幅広く6カ国で使われ、合計22機が生産された。戦争を生き抜いて残っているのはそのうち2機だけ。これはそのうちの1機でポルトガル軍が使用していたもの。機体全てに関するものが当時そのままの姿で、修理もされていないが最高の状態で残っている。

このロゴは1954年の物で現在のロゴになる前にもう一度変更されている
 現在のポルトガル航空会社は
(Transportes Aéreos Portugueses)TAP として1945年に設立

第2次世界大戦で訓練機、爆撃機として使われたFarman F-40のレプリカ で夜間に着陸した初の飛行機。ポルトガル軍は12機所有していて、そのうちの一つを当時有名な女優さんの名前(カスタ・スザンナ)を付けて有名。1922年に初めてポルトガルとブラジル間の飛行を成功させた司令官のサカドゥラ・カブラルが自家用機として持っていたのもこの飛行機 

この博物館に は世界の航空歴史でもとても重要な飛行機が沢山集められている

Bartolomeu de Gusmao (バルトロミウ・デ・ガスマウ) はポルトガル人で世界で初めて空中空間を使用して人を移動させるというアイデアを提案した
この絵は1709年に彼が王様に気球を実演した物を記録している

The 14 Bis - (14ビス)

飛行史上初めて自力のみで離陸、着陸を成功させた航空機

デザインしたのはブラジル人のエンジニアのサントス・ドゥモントという人で

シルク、竹、アルミニウムが使われて複葉機タイプのカナード翼を作った
ボディは箱形構造にしてエンジンも軽くされた
1906年10月23日に1000人ほどが見守る中3メートル上空を70メートルほど飛んで
空気よりも重い航空機が初めて成功させた飛行として歴史に残った