758メートルの高さのその頂上には古い城壁が残っているが、残念ながら中世に建てられたお城は19世紀に起こった弾丸倉庫の爆発で崩壊してしまった。ここには何と、石器時代から人が住んでいたと言われている。ローマ時代にはローマ人が住んだし、アラブ人に支配された時ももちろんここに人は住居を構えた。

大きな石がゴロゴロとあり、その石と石の間に道があり、家があり、バーがありという感じ。

どの道を歩いていても下っているか登っているかのどっちかで平らなところが無い。

"Monsanto モンサント"

 -山上の村・石と暮らす-


そして何とも素晴らしいのはこの景色。家が並ぶ村からの景色も綺麗だけれど、モンサント頂上から眺められる360度の景色は最高である。

Monsanto とは聖地の山という意味。

image by tourismoontheedge

モンサントという場所はポルトガル国内にいくつかあるが、こちらのモンサントはIdanha-a Nova (イダンニャ・ア・ノバ)という村の近くにあって花崗岩でできた山の高い所に位置する。

ポルトガルには石作りの家が多いがここには石の中に住んでいた人たちの生活の跡が今でもそのままのこっている。ポルトガルの中でも最もポルトガルらしい場所と言われている。