これはマルメロ果物の皮と種を使用しないでつくったマルメラーダ

スライスにしてチーズと一緒に食べたり、クラッカーに乗っけてたべたりするのが普通の食べ方


下のマルメラーダは皮と種のみだけを使って作られたもの

呼び方も変わって「Geleia」(ジェレイア)という違う名前がついている

濃いマーマレードのような甘さの中に苦みがあるけれども、マーマレードよりもその苦みが少ないような気がする

でもとてもユニークな味

"Marmelada"

(マーマレードの起源) 

マーマレードはオレンジのジャムとしてよく知られているけれど、ポルトガルには見つからない。でも、”マルメラーダ”という物があって実はこれがマーマレードの 起源なのである。

17世紀に英国に行って王女様になったカタリーナ・ヘンリクエッタという女性がいる。彼女がマルメラーダをイギリスでも作りたかったのだが、材料のマルメロという果物がなく仕方なくオレンジを使ってつくるしかなかった。
そこからオレンジのマーマレードが出来たというのが由来の話。

カタリーナ王女はその他にもイギリスの皇室で午後にお茶を飲む行事、”アフタヌーンティー”を教え、タバコを紹介し、食事でフォークを使う事を始めたのも彼女である。

 マルメロは9月末から10月初めの夏の終わりに採れる

中身はリンゴや梨の よう、でもそのまま食べるにはとっても酸っぱい