この村にも素敵な教会と広場がありました。

ヨーロッパを主に他国からたくさんに人がこのイベントに来るが、一番多いのはやはりスペインの人たち。

たくさんの人がこの会場にあつまり、優雅に歩く馬を真剣に見つめていた。

純血を引き継ぐ最高級の馬がゴレガに集まると言われていてて、ここで買われた馬たちはここから他の国々へ渡っていく。このお祭りにはたくさんのサラブレッドが集まり、乗馬の競技やレースも行われる大事なイベントとして世界でも知られている。

ふたつ目は "Feira Internacional do Cavalo Lusitano" といって、Lusitano(ルシターノ)という馬種のためのお祭り。 

Lusitano はポルトガル産の馬種で、そのオリジナルは20,000 BC から存在している。711ADにアラブ人がイベリアに侵入した際に彼らが連れてきた Barbという馬種とかけあわされて、戦争で活躍し高等馬術競技や闘牛競技にも有能な馬を作り出した。それがスペインとポルトガル両国に広がっていったが、ポルトガルではLusitanoという名前をつけられた。

ゴレガ村では毎年11月に二つのお祭りが開催される。 

ひとつは11月1日に国中で開かれるSaint Martin(セントマーティン)というお祭りだがここでは "Feira Nacional do Cavalo" (National Horse fair) と呼ばれて、肥沃な土地、豊かな牧草地、そして美しい田園風景を祝う。そして、この時期はたくさんの栗を食べその年の新しいワインを飲んで楽しむのが習慣。

車道があり、歩道があり、そして馬道がある。この村全体が馬との生活のためにデザインされているのがよくわかる。15世紀からあるこの村にはポルトガルの伝統的な建物がたくさん建てられていることでも有名。どの家も屋根の高さが低く、どこを歩いていても大きな空と一緒。そしてどこを見ても馬ばかり。

"Golegã" ゴレガ

-馬が集まる村-

大きなアーチをくぐって村に入るとどこもかしこも馬、ウマ、うま。ゴレガの村はタガス川とアルモンダ川に挟まれていて、ほぼポルトガルの真ん中に位置する。

遅くても18世紀の頃から馬が集まる場所として知られている。